2010-07-15 そんなに? 川上弘美の『風花』。 読みたくて買ったのに、読み始めると息苦しくなりそうだった。 2年前には苦しくて読めなかった。 失うことの怖れ。悟りというか、腹をくくってしまえば乗り越えられるけれど。失うことは苦しくつらい。でも何かの拍子にこだわりがはずれ、すっと怖れがなくなることがある。それが悟るということ。 悟り、腹をくくることは自己防衛の一つだ。それによって怖れはなくなる。 夜中にぐずぐずと考えてたら途中で眠くなって放棄していた。