そんなに?

川上弘美の『風花』。
読みたくて買ったのに、読み始めると息苦しくなりそうだった。
2年前には苦しくて読めなかった。
失うことの怖れ。悟りというか、腹をくくってしまえば乗り越えられるけれど。失うことは苦しくつらい。でも何かの拍子にこだわりがはずれ、すっと怖れがなくなることがある。それが悟るということ。
悟り、腹をくくることは自己防衛の一つだ。それによって怖れはなくなる。

夜中にぐずぐずと考えてたら途中で眠くなって放棄していた。