久々に松井冬子を思い出す。
画集は一度開いてからクローゼットに眠っている。
取り出そうとしたら上に洋服が山積みで無理。
母が見せてほしいと言っていたのに見せないまま4年くらい過ぎた。
発掘して今度実家に持って行く。
彼女が出演する番組が今度NHKである。
父に録画を頼む。

彼女の世界観を理解してるわけじゃなく、共感もさほどないが、気になる。
と、こんなことを考えていたら急にどうでもよくなる。
面倒くさいという感情が興味を上回ったからか。

のめり込みそうになって、ふと我に返る感じ。
芸術家がこんな感情に覆われたらスランプになるんかなと、またふと考える。
ずっと我に返らないようにしないと、ただの人になってしまう。


ハウス加賀谷が「障害者にもいい人と悪い人がいる」っていうのをあるインタビューで言っていて、ほんとやんって気づく。
障害者っていい人悪い人っていう観点からみたりしないというか、人なんだからいい人悪い人ってあるの当たり前。何となく世間は障害者を悪い人にはみない感じがあるけど。
三つ目の絆創膏が剥がれた感じがした。



わたしは今の仕事が大嫌い。あくまでビジネスとして捉らえている。
仕事が生きがいってない。そもそも生きがいって?
何でもかんでも意味つけて、現実から目そらそうとするのは人間だけだ。
意味なんてない。
そこにあるだけ。
なのにそこにこだわるよね、みんな。
考えたら意味ないってわかる気がするけど。